【太刀】 延秀(山城)
種別 | 太刀 |
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国 | 山城 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺2寸8分弱 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 愛知県登録:昭和26年5月7日交付 |
銘文 | 延秀(山城) |
説明 | 京の大宮鍛冶と備前大宮鍛冶との関係は定かではありませんが、通説では鎌倉時代後期に京五条猪熊より備前に来住したとされる延秀も国盛と同じくその大宮鍛 冶の一人で、銘鑑では同銘数工を挙げていますが、本工は鎌倉時代後期、徳治頃として挙げられているものに該当するものと思われます。従って延秀は国盛と共 に大宮鍛冶の祖とも言える刀工です。 この太刀は、小板目鍛えに杢交じり、地沸微塵に厚くつき、刃文は直刃調に小互の目ごころの刃を交え、小足・葉よく入るなど、地刃の出来がいかにも典雅で京気質の強い出来口を示しており、現存少ない延秀在銘の貴重な名品です。 |
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