【短刀】 無銘 新藤五国広
種別 | 短刀 |
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国 | 相模 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 9寸4分弱 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:平成22年3月9日交付 |
銘文 | 無銘 新藤五国広 |
説明 | 新藤五国光には国広・国重・国泰の三人の子がおり、彼らは後にいずれも国光と銘したと伝えていますが、現存するものは国広だけで、他の二工の確実な有銘作 は見受けられません。国広は作風的にも、また文保二年や元亨四年紀の作が現存することから年代的にみても新藤五国光の子とする説は間違いのないものです。 この短刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつき、地景入り、刃文は細直刃に処々小乱れごころ交じり、細かに金筋・砂流しかかり、小沸よくつき、地刃共に明るく冴えるなど、父である新藤五国光の作風をよく継承した名作です。 |
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