【脇差】 無銘 元重
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 南北朝時代初期 |
法量 | 1尺3寸7分 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 大阪府登録:昭和41年7月19日交付 平成20年8月12日再交付 |
銘文 | 無銘 元重 |
説明 | 元重は、同時代の兼光や長義とは別系統の刀工で、作刀に見る製作年紀の上限は鎌倉時代後期の正和で、下限は南北朝期の貞和であり、その間に初・二代の存在を唱える説もあります。作風は同時期に備前で盛んに焼かれた角互の目や片落風の刃文が多いが、備前風に青江気質の混在したものや、強く沸づくものなどがあります。 この脇差は、板目鍛えに地沸厚くつき、地景入り、地班交じる。刃文は直刃調に丁子ごころの刃、小乱れ交じり、足・葉頻りに入り、沸よくつき、砂流しかかり、金筋入るなど、刃中の変化に富んだ作品です。 |
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