【太刀】 大和国住月山貞利作之(花押) 昭和六十三年六月吉日
種別 | 太刀 |
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国 | 奈良県 |
時代 | 昭和~平成 |
法量 | 2尺3寸7分 |
附 | 金着せ一重太刀はばき 白鞘 奈良県登録:平成22年6月18日再交付 |
銘文 | 大和国住月山貞利作之(花押) 昭和六十三年六月吉日 |
説明 | 月山貞利刀匠は、人間国宝二代月山貞一刀匠の子として昭和二十一年に生まれ、大阪工業大学卒業後、貞一刀匠について鍛刀の技を学びました。その後新作刀展 覧会において幾多の特賞を受賞し、昭和五十年に無鑑査認定、平成七年に全日本刀匠会理事長に就任、平成十五年には奈良県無形文化財保持者に指定、さらに全日本刀匠会会長職も務めた現代刀匠界屈指の名工として知られています。 この太刀は、家伝の綾杉鍛えに地沸よくつき、細かな地景入り、刃文は直刃調に浅く湾れて小互の目交じり、匂口明るく冴えて足よく入り、刃縁に沿って綾杉 肌が頻りに絡むなど、鎌倉時代より脈脈と受け継がれてきた月山伝の鍛法を見事に表現した作品で、貞利刀匠の個性と高度な技量を存分に発揮した優品です。 |
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