【脇差】 無銘 元重
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 1尺5寸弱 |
附 | 重要刀剣 金無垢二重はばき 白鞘 三重県登録:昭和44年6月19日交付 |
銘文 | 無銘 元重 |
説明 | 備前国長船派の元重は、同時代の兼光や長義とは別系統の刀工で、作刀に見る製作年紀の上限は鎌倉時代後期の正和で、下限は南北朝期の貞和であり、その間に初・二代の存在を唱える説もあります。作風は同時期に備前で盛んに焼かれた角互の目や片落風の刃文が多いが、備前風に青江気質の混在したものや、強く沸づくものなどもあります。 この脇差は板目鍛えに地沸厚くつき、地班交じり、乱れ映り立つ。刃文は角張る刃を主調に所々直刃仕立てとなり、足・葉よく入り、匂深く小沸つき、砂流しかかり、金筋長く入るなど、刃中の変化に富んだ名品です。 |
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