【短刀】 備州長船盛光 応永十九年七月日
種別 | 短刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代初期 |
法量 | 9寸7分強 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 京都府登録:昭和47年4月12日交付 |
銘文 | 備州長船盛光 応永十九年七月日 |
説明 | 盛光は康光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前刀工の双璧です。この派の作風には、一見鎌倉期の一文字派や長船物の作域を思わせるものが ありますが、刃文は腰開きの互の目乱れに丁子を交えたものが多く、帽子は先の尖った、いわゆる「ローソクの芯」と称せられる特徴的なものとなるところに一 派の特色が表示されています。 本作はよく練れた小板目鍛えに杢交じり、細かな地沸微塵につき、刃文は匂出来の中直刃に小足入り、地刃共に明るく冴えた優品です。 |
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