倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【短刀】 備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光

次郎左衛門尉勝光 左京進宗光 画像

次郎左衛門尉勝光 左京進宗光 拵え 画像

備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光・鍛え肌

備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光・切先

備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光・差表

備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光・差裏

種別 短刀
備前
時代 室町時代後期
法量 7寸8分5厘
保存刀剣
金梨子桐紋蒔絵鞘合口短刀拵
白鞘
金着せ二重はばき
栃木県登録:平成元年5月18日交付
銘文 備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光
永正十二年二月吉日
説明 次郎左衛門尉勝光は右京亮勝光の子で、はじめ二郎左衛門尉と切り、永正の初年頃から次郎左衛門尉と切っています。叔父左京進宗光や子の次郎兵衛尉治光との合作があり、長享三年から天文九年に至る作品を残しています。
 左京進宗光は六郎左衛門祐光の子で、文明元年から享禄三年までの作品を残しており、勝光と並んで末備前の初頭を飾った名工の一人として知られています。
 この短刀は、次郎左衛門尉勝光と甥の左京進宗光との合作で、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸つき、刃文は匂出来の直刃に小乱れ交じり、小足入り、地刃共に末備前の典型的作風を示した作品です。

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