【刀】 無銘 兼光
種別 | 刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺2寸6分4厘 |
附 | 重要刀剣 上貝銀無垢下貝金着せ二重はばき 白鞘 京都府登録:昭和26年6月4日交付【平成12年8月3日再交付】 |
銘文 | 無銘 兼光 |
説明 | 兼光は景光に続く長船派の嫡流で、現存する年紀作は鎌倉時代後期の元亨から南北朝期の貞治に及ぶ約四十五年の長きに亘っており、南北朝時代初期の康永頃までの作品は、太刀・短刀共に姿が尋常で、直刃調に互の目を交えたものか、或いは片落風の互の目を焼いて、総じて父景光風を踏襲したものですが、貞和・観応 頃から姿が大振りとなり、それまでになかった湾れ主調の刃文が出現し、文和・延文頃にこれが多く見られます。 この刀は小板目鍛えに地沸厚くつき、乱れ映り立つ。刃文は互の目乱れ、片落ち互の目・角互の目等交じり、小足よく入るなど、父景光得意の作風を継承したもので、地刃共に健全で出来の優れた名品です。 |
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