【脇差】 横山加賀介藤原祐永 天保十四年八月日
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 1尺2寸5分 |
附 | 金着せ一重はばき 白鞘 広島県登録:平成元年8月24日交付 |
銘文 | 横山加賀介藤原祐永 天保十四年八月日 (菊紋一)備陽長船郷 |
説明 | 加賀介祐永は祐平の次男として生まれ、兄祐盛が七兵衛祐定の養子となったため、その跡目を継ぎました。その後、天保四年に加賀介を受領、茎に菊紋と一を切る事を許され、友成五十六代孫とも切っています。天保・弘化頃に最も円熟した作品が見られ、小板目肌がよく詰んだ精美な鍛えに、祐永丁子と称される匂出来の華やかな丁子乱れを最も得意としています。 この脇差は、小板目肌が微塵に詰んだ精美な鍛えに細かな地沸つき、刃文は匂口のよく締まった華やかな丁子乱れに足よく入るなど、本工の典型的作風を示しています。 |
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