【刀】 中備産青江藤原氏春作之 慶應元年八月日
種別 | 刀 |
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国 | 備中 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 2尺5寸8分 |
附 | 保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 大阪府登録:平成14年5月24日交付 |
銘文 | 中備産青江藤原氏春作之 慶應元年八月日 |
説明 | 氏春は備中青江派の末流の刀工で、慶應の末頃に青江の地より備前岡山に移住し、明治初期にかけて活躍した刀工です。作風は覇気溢れる大互の目や湾れ互の目に小沸がつき、砂流しの交じった相州伝を示した作品が多く、また同時代の彫刻を得意とした名工逸見義隆と親交深く、彼同様に刀身彫刻を得意としています。 この刀は小板目肌よく詰んだ鍛えに細かな地沸つき、刃文は互の目乱れに尖り互の目、蛙子調の刃などが複雑に交じり、飛焼き・棟焼き頻りにかかり、皆焼風の作風を示しており、体配と併せて豪壮華麗な作風を見事に示した一振りです。 |
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