【太刀】 □綱(伝)石州貞綱
種別 | 太刀 |
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国 | 石見 |
時代 | 南北朝時代 |
法量 | 2尺4寸 |
附 |
重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 山形県登録:昭和59年6月14日交付 |
銘文 | □綱(伝)石州貞綱 |
説明 | 銘鑑に拠れば、初代貞綱は正宗十哲の一人に挙げられる石州直綱の子で、年代を正平頃としています。貞綱は直綱同様に石州出羽の地で鍛刀しており、その作風は、直綱に似た互の目主調のものと小湾れ主調のものを見ますが、いずれも沸がよくつき、砂流しがかかるものです。 この太刀は、板目鍛えに流れ肌交じり、地景入り、地沸微塵に厚くつく。刃文は互の目主調に小乱れ・小湾れごころ交じり、小足入り、沸よくつき、砂流し頻りにかかり、部分的に二重刃交じるなど、地刃共に古伯耆物に近似した古雅な趣を示しており、現存少ない貞綱在銘の貴重な一振りです。 |
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