【刀】 池田鬼神丸国重
種別 | 刀 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺3分 |
附 |
特別保存刀剣 銀着せ二重はばき 白鞘 愛知県登録:昭和42年4月7日交付 |
銘文 | 池田鬼神丸国重 |
説明 | 鬼神丸国重は本国備中で、水田派の安左衛門国重の子として生まれ、後に二代河内守国助の門人となり、摂州池田(現大阪府池田市)に住していましたが、江戸・岩城・秋田・薩摩に於いても作刀しており、寛文から天和頃にかけての作品を残しています。その作風は、本国水田派の得意とした沸出来の大互の目乱れなどを多く焼いていますが、河内守国助に近似した華やかな拳形丁子刃なども見受けられます。また、本工は業物の作者として世に名高く、新撰組三番隊組長、齊藤一の愛刀としても知られています。 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸つき、刃文は元を直刃で焼き出した華やかな拳形の丁子乱れに足長くよく入り、匂口明るく冴えるなど、まさに師河内守国助の作風を忠実に示した作品です。 |
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