倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 肥前国住人忠吉作

肥前国住人忠吉 画像

肥前国住人忠吉作・物打ち

肥前国住人忠吉作・鍛え肌

肥前国住人忠吉作・鍛え肌2

肥前国住人忠吉作・差表

肥前国住人忠吉作・銘

肥前国住人忠吉作・差裏

種別 脇差
肥前
時代 江戸時代初期
法量 1尺7寸8分強
特別保存刀剣
金着せ一重はばき
白鞘
福岡県登録:平成13年12月20日交付
銘文 肥前国住人忠吉作
説明 初代忠吉は橋本新左衛門と称し、鍋島家に抱えられ、慶長元年藩命によって上洛し、埋忠明寿の門に学び、同三年帰国して佐賀城下に住し、多くの門下を育成し ています。忠吉は製作年代によって銘字の書体に変遷があり、銘文も種々変えており、肥前国忠吉と五字銘に切るものを「五字忠吉」と称し、また肥前国住人忠 吉と八字銘に切るものを「住人忠吉」と称して、五字、住人銘ともに珍重されています。
 この脇差は、小板目鍛えに地沸細かにつき、刃文は中直刃、匂口総体に締まりごころに小沸つく。なお、本作に見る住人忠吉銘は慶長二十年頃から切っています。

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