【刀】 近江守法城寺橘正弘(初代)
種別 | 刀 |
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国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺5寸1分強 |
附 | 重要刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 埼玉県登録:平成6年9月7日再交付 |
銘文 | 近江守法城寺橘正弘(初代) |
説明 | 江戸法城寺一派は、寛文・延宝頃を中心に活躍した鍛冶集団であり、数多くの名工を輩出しています。正弘は江戸法城寺一派を代表する刀工で同銘二代あり、初代は承応・万治・寛文頃に活躍し、二代には延宝・元禄年紀があります。その作風は長曽祢虎徹に近似し、その上、山野家の截断金象嵌銘が多いことから、法城寺一派と虎徹一門は相当深い関係にあったのではないかと推察されるものです。 この刀は小板目鍛えに杢交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かによく入る。刃文は直刃調に小互の目連れ、互の目交じり、互の目足頻りに入り、匂深く、小沸よくつき、湯走り風の二重刃ごころ交じり、細かに砂流しかかるなど、本工の典型的作風を示した優品です。 |
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