【短刀】 横山加賀介藤原祐永 天保八年九月日
種別 | 短刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 7寸1分 |
附 | 保存刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 東京都登録:昭和36年6月15日交付 |
銘文 | 横山加賀介藤原祐永 天保八年九月日 (菊紋一)備前長船住 |
説明 | 加賀介祐永は横山祐平の次男として生まれ、兄祐盛が七兵衛祐定の養子となったため、その跡目を継ぎました。その後、天保四年に加賀介を受領、茎に菊紋と一 を切り、友成五十六代孫とも切っています。作風は小板目肌がよく詰んだ精美な鍛えに、祐永丁子と称される匂出来の華やかな丁子乱れを最も得意としていま す。 この短刀は、重ねの厚いしっかりとした体配に、小板目肌が微塵に詰んだ精美な鍛えに細かな地沸つく。刃文は匂出来の華やかな丁子乱れ、帽子を元まで深く 焼き下げて飛焼きを交えて足よく入り、地刃共に明るく冴えるなど、与三左衛門尉祐定に倣ったものと推測される出来の優れた作品です。 |
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