【脇差】 備州長船盛光 応永二十四年二月日
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代初期 |
法量 | 1尺7寸3分半 |
附 | 保存刀剣 上貝金着せ下貝銀着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:昭和30年10月27日交付 |
銘文 | 備州長船盛光 応永二十四年二月日 |
説明 | 盛光は康光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前刀工の双璧です。この派の作風には、一見鎌倉期の一文字派や長船物の作域を思わせるものがありますが、刃文は腰開きの互の目乱れに丁子を交えたものが多く、帽子は先の尖った、いわゆる「ローソクの芯」と称せられる特徴的なものとなるところに一派の特色が表示されています。 この脇差は板目鍛えに杢交じり、地沸よくつき、刃文は焼幅高い変化のある互の目丁子刃、匂口締りごころに小沸つき、足・葉頻りに入るなど、応永備前の特色を見事に示した優品です。 |
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